連敗阻止へ、上位へ食らい付くために勝点3だけを目指し、新潟医療福祉大学FCをホームに迎え入れた。
JAPANサッカーカレッジは期待の18歳、大田知輝が2戦連続でスタメンに名を連ねた。
快晴の空の下、試合のペースを先につかんだのはアウェイチームであった。
左サイドから柔軟な位置取りとボールの動かし方で攻め込まれる。
すると前半3分、その左サイドを起点に最後は中央を崩され失点。
開始早々に先制点を許してしまった。
その後も新潟医療福祉大学FCペースで試合が進む。
そんな中、前半21分、深澤の果敢なプレッシングで相手のミスとファールを誘発し、いい位置でフリーキックを獲得すると大野秀の鋭いクロスをニアサイドに走りこんでいた渡辺がバックヘッドでゴールネットを揺らし同点に。
その後両者チャンスを作るも前半は1-1で折り返す。
後半立ち上がり、敵陣でのパスミスからショートカウンターで最終ラインのギャップ突かれ松田と一対一を迎えるもシュートは、わずかに枠を逸れる。
その後、互いに長いボールやクロスを起点に得点を狙ったが、ネットを揺らせず。
一進一退の攻防が繰り広げられる中、後半37分、大野秀の体を張ったプレーからボールを奪取し、渡辺のスルーパスに抜け出した上元が相手をいなしてクロスを上げ、最後は中で待っていた秋元が合わせ逆転に成功した。
追いかける展開となった新潟医療福祉大学FCが人数をかけて攻め込むも松田を中心に全員が体を張って守り切って、2-1でタイムアップ。
JAPANサッカーカレッジが3試合ぶりの勝利を収めた。
次節は6/25にアルティスタ浅間をホームに迎え撃つ。
相手チームは勝ち点1差の4位につけているため、上位進出のためにも絶対に勝利が求められる。
試合は14:00キックオフ。全力で戦い、必ず勝ち点3を掴み取ろう。
—本日の試合振り返っていかがでしたか?
「最近チームに結果が出ていなく勝ち切れなかった試合が多かった。だから今日はチームにとって分岐点となる試合だと、勝ち点3が絶対だと選手に言って送り出しました。そして結果を出してきてくれたので良かったと思います。」
ー前半開始早々の失点で厳しい試合になると思われましたが、見事2得点を挙げ逆転勝利を収めました。攻撃陣にどういった指示を与えましたか?
「今季は試合の入りの部分で失点をすることが多くて、苦しい場面を自分たちで招くことがありますが、どこからでも点を取るという部分を練習してきた結果が実ったと思います。」
ー次節に向けての意気込みをお願いします。
「リーグ戦は既に2敗していて、上を目指すとなると後がない状況なので、今日勝てたことがとても良い自信になったと思います。ここから勝ち点3を積み上げていきたいと思います。」
ー試合を決める逆転弾でしたが、決めた時の心境は?
「素直に凄く嬉しかったです。」
ー(得点シーン)完璧なコンビネーションは、練習でやってきた形?
「常に得点を取ったエリアに入る形は練習していたので、試合で出来て良かったです。」
ーサポーターへメッセージをお願いします。
「皆さんの応援が力になるので、次節も応援よろしくお願いします!」
ー本日の試合振り返っていかがですか?
「チームが勝てたことが1番ですが、個人的な課題が多かった試合だったと思います。」
ー最近スタメン出場が多いですが自身として何を目指してやっていきたいか
「スタメンをとれたことは勿論嬉しいですが、これからはチームで結果を残して貢献していきたいです。」
ー次節に向けての意気込みをお願いします。
「スタメンでも途中出場でも結果がすべてだと思うので、結果を残してチームに貢献したいです。」