4/9から始まった第49回北信越フットボールリーグも今節で幕を閉じる。
最終節の対戦相手である、アルティスタ浅間は前節、首位相手に勝利し、波に乗るチームだ。
チームの総力をかけて勝利でリーグ戦を締めくくりたいところだ。
立ち上がりはアルティスタ浅間が主導権を握ったが、JAPANサッカーカレッジもカウンターを中心に攻め込む。
前半15分、背後に抜け出した渡辺のシュートは相手ゴールキーパーに防がれるが、こぼれ球を上元が反転からの豪快なシュートで先制点を奪った。
しかし前半18分、コーナーキックから失点し同点に追いつかれた。これでアルティスタ浅間ペースになると思われたが、前半20分に太田がハーフラインから持ち込みペナルティーエリア内で相手に囲まれるも、落ち着いてディフェンダーをかわし一人で決め切った。
このゴールで勝ち越しに成功した。
しかし今日のゲームは一筋縄ではいかなかった。前半35分に自陣ペナルティエリア前でのミスからアルティスタ浅間に決められた。再び試合振り出しに。
このまま前半試合終了になると思われたが、前半45分+2、渡辺が胸トラップからのオーバーヘッド弾がさく裂し、3-2で前半を折り返す。
後半開始早々、JAPANサッカーカレッジは主導権を握ると前半と同様にサイドからの攻撃でチャンスを作り出していった。
そんな中、アルティスタ浅間は少ないチャンスを逃さなかった。後半17分、ペナルティエリア外からのミドルシュートを決められ、またしても振り出しに戻されてしまった。
その後JAPANサッカーカレッジはコーナーキック、直接フリーキックなどのセットプレーからチャンスを多く作り出していくと、後半25分、コーナーキックから篠田の折り返しを上元が本日2点目を決めて、JAPANサッカーカレッジが2度目の勝ち越しに成功した。
このまま逃げ切ったJAPANサッカーカレッジは4-3で2試合ぶりの勝利となりリーグ最終戦を勝利で終えることができた。
今シーズンはリーグ優勝とJFL昇格がかかった地域CLへの出場は逃したが、来シーズンこそ昇格への期待がかかる。
—本日の試合を振り返っていかがでしたか?
「守備で守り切れるチームではないので、選手には点を取っていこうと送り出していて、その中で4点取れたことを評価したいです。勝負のところでも相手よりも多く点を取って勝ったところは選手の力だと思いますし、見ている方々にとっても面白い試合になったと思います。
結果的に優勝を逃してしまいましたが、最低限の準優勝を確保して終わることができたので良かったです。」
ー全日程が終了しましたが、今季を振り返っていかがでしょうか?
「正直優勝争いができるとは思いませんでした。去年の成績(2位)同等もしくは超えることは難しいと思いながらシーズンに入りましたが、選手が一丸となって結果を出し続けて優勝狙える位置まで導いてきたことは監督をやっていて尊敬するというか、ここまでよくやってくれたと思います。監督として選手がどうすればやりやすいかどうかを考え続けたシーズンでした。
優勝こそ逃してしまいましたが、最後に勝って強さを証明できたことがよかったです。」
ー最後にファン・サポーターの皆様にメッセージお願いします。
「今シーズン結果を出せたのは選手のおかげですが、優勝することができなかったのは私の責任です。悔しい思いは去年も今年もしていますが、見ている人を少しでも感動させるゲームはしてきた自負はあるので、引き続き上を目指して頑張ります。
来季はどうなるかは分かりませんが、チームは続いていくので、また熱い声援を送っていただければと思います。
ありがとうございました。」
ー本日の試合を振り返っていかがですか?
「試合前から先制点を取りにいこうと話していたので、いい形で先制点が取れたことは狙い通りでしたが、すぐに失点をしてしまって、チームとしての課題がでたと思います。」
ー今シーズンを振り返っていかがでしょうか?
「得点王とアシスト王を目指していたので達成できず残念です。ですが、得点やアシスト以外でもチームに貢献できるプレーはできたのでよかったです。
チームとしては優勝を目指してやってきたので、そこは非常に残念です。」
ー最後にファン・サポーターの皆様にメッセージお願いします。
「いつも熱い応援ありがとうございます。皆さんの応援が僕たちの力になっていたので、最高でした!
また今後もよろしくお願いします!」
ー本日の試合を振り返っていかがですか?
「ディフェンスラインがもう少し安定して、得点を取った後などに締めることができていれば余裕のあるゲーム展開にできたと思います。」
ー今シーズンは全試合にスタメン出場していますが、手ごたえを感じていますか?
「人生で初めてのサイドバックでしたが、シーズンを通してサイドバックでプレーしたことで、いつもと違う景色が見れました。信じて取り組んできたことが、自分自身の成長につながってよかったです。」
ー最後にファン・サポーターの皆様にメッセージお願いします。
「1年間応援、サポート、支援をしていただき、ありがとうございました。
来シーズンどうなるか分かりませんが、引き続き熱い応援をよろしくお願いします!」