前節、塩尻でのアウェイゲームに勝利し、2連勝となったJAPANサッカーカレッジ。
開幕から2戦連続で引き分けと波に乗り切れていない富山新庄クラブをホームに迎え撃つ。
JAPANサッカーカレッジは、前節から同じメンバーで挑む。そして、新加入の大田が初めてベンチに名を揃えた。
序盤から富山新庄クラブにボールを握られるも、相手が前がかりになった背後を狙って素早い攻撃を仕掛ける場面も作る。
前半17分、試合が動いた。JAPANサッカーカレッジがコーナーキックのチャンスを得ると大野(秀)の蹴ったボールが風上の恩恵を受け、直接ゴールに吸い込まれる。
JAPANサッカーカレッジが先制に成功した。
しかし前半13分、篠田がPA付近で相手を倒し、イエローカードをもらってしまう。
このフリーキックを直接決められ、試合を振り出しに戻された。
ここから流れが変わり、相手ペースのまま1-1で前半を折り返した。
後半に入っても富山新庄クラブのペースで試合が進む。
試合をコントロールできず迎えた後半2分、相手の絶妙なコンビネーションから中央突破を許し失点し、逆転を許してしまった。
後半7分、敵陣でボールを失い、カウンターを食らうも篠田が身体を投げ出して防いだ。
篠田が沈んでいるチームを気持ちの入ったプレーと声でチームを鼓舞する。
しかし、富山新庄クラブの勢いは止まらなかった。
後半8分、右サイドを崩され、ゴール前にクロスを入れられる。ここは大野(泰)のクリアで防いだが、そのこぼれ球を拾われる。今度は左サイドのクロスに対応しきれず失点。
1-3とリードを広げられてしまう。
その後JAPANサッカーカレッジが積極的な選手交代で流れを変えようと試みるも得点を奪えず試合終了となり、今季初黒星を喫した。
次節は5/14にアウェーで'05加茂FCと対戦する。
ここまで3連敗中と苦しんでいる相手だけに何としてでも勝ちたい相手だ。
試合は13:30キックオフ。後に上位チームらとの対戦が控える中で、次節チームがどう結果を残すのか注目していきたい。
—本日の試合振り返っていかがでしたか?
「幸先よく先制はできて、勢い乗っていけると思いましたが、逆に自分たちのミスから失点をして、激しい相手のプレーに苦しんだ部分はあって、それに乗っかるなとは言いましたが、そこからリズムを崩されて、難しい試合になりました。」
ー改善すべき点は?
「チャンスを作っても最後の一手が出ないので、そこをチームとして今年は改善するために取り組んでいます。いかに失点を防ぎながらというか、得点機会の割合を増やしていくことでピンチを減らしていくような考え方でやっているので、改善して次回はもう少しチャンスで点が取れるようにしていきたいです。」
ー次節に向けての意気込みをお願いします。
「悔しい気持ちもありますが、一喜一憂せずに切り替えていいパフォーマンスを出せるようにしていきたいです。」
ー振り返っていかがですか?
「前半は良い入りができてゴールも取れたましたが、その後セットプレーで失点して、逆に後半の入りで少し相手に押し込まれて逆転されてしまいもったいない試合だったなと思います。」
ー得点シーンを振り返って?
「前半エンドを変えて風上の方にして、運もあってあのゴールが決まったかなと思います。チームとして、セットプレーの準備をしたことが結果に繋がってよかったです。」
ー次節に向けてのを意気込みをお願いします。
「まだ始まって3節なので、次の試合に向けて切り替えて準備していきたいです。」