エヌスタイルとの開幕戦を3-1で勝利したCUPS聖籠は、ホームでFCマツセロナを迎えた。
今節対戦したFCマツセロナは、SR Komatsuとの開幕戦を1-3で敗れており、今季初勝利を目指し戦う。
一方2連勝を狙うCUPS聖籠は、前節からスタメンを2人入れ替える。開幕2ゴールの原田と常藤に変わり、上島と河原が今シーズン初のスタメン入りを果たした。さらにベンチ
には岩井・中江・今澤・栃久保らも初めてベンチに名を揃えた。
この日の聖籠は南西からの強い風が吹き、時にはボールが押し戻されるほどの強い風も吹いていた。
前半はCUPS聖籠が風上にエンドを取ったことで試合の主導権を握る。
右サイドの遠藤と岡田を起点に攻撃を仕掛ける場面が多くピッチ全体を広く使い、短いパスを使いながら、空いた選手やスペースにはロングボール一本で相手の前からのプレスを回避するなど上手く試合を運んだが、なかなか決定機には至らなかった。
一方のFCマツセロナは短いパスでリズムを作り、CUPS聖籠の選手の出足を見ながら、
マークがずれた選手を上手く使いゴールまで迫った。
しかし前半は0-0で試合を折り返した。
後半2分、試合が動いた。ディフェンスラインでボールを回し、右サイドの遠藤のクロスから最後は上島がゴールキーパーをかわして無人のゴールへと流し込んだ。
上島の今シーズン初ゴールでCUPS聖籠が先制に成功した。
しかしその後はFCマツセロナの猛攻にあい、相手の人数をかけた厚みのある攻撃に防戦一方の時間が長くなる。それでもCUPS聖籠は前線の河原を1枚残し、カウンターで追加点を狙いに行く。
試合終盤には足をつる選手も見られ、体力的にも消耗が激しい試合となったが、最後まで相手の攻撃を抑え、1-0で見事勝利を飾った。
これでCUPS聖籠は2連勝となり、順位も2位に浮上した。
次節は4/30にアウェーで1位の坂井フェニックスと対戦する。
ここまで3-0、5-0とリーグの中では頭一つ抜けた成績で来ている首位との試合になり早くも山場を迎えるが、リーグ優勝を目指すには何としてでも倒したい相手だ。
試合は11:00キックオフ。遠い福井の地まで選手にエールを送ってほしい。
—本日の試合振り返っていかがでしたか?
「相手にボールを持たれる時間が多かったですが、諦めずしっかり粘り強く守備をしたおかげで勝てたかと思います。」
ー新加入の中江選手を起用した理由を教えてください。
「新一年生で、非常にフレッシュでアグレッシブな選手で、カバーできるポジションがベンチの中で一番多かったので起用しました。」
ー次節に向けての意気込みをお願いします。
「また自分たちのプレーの精度を高めて、良い準備をしていきたいと思います。」
ーゴールを振り返っていかがですか?
「遠藤実智也選手のパスをそのまま流し込むだけでした。」
ー2連勝となりました。次節の意気込みをお願いします。
「次節はアウェー戦ではありますが、応援よろしくお願いします。」
ー最後にサポーターの皆様に向けて一言をお願いします。
「今日はホーム開幕戦ということで、たくさんの応援をいただきありがとうございました。」
ー今日の試合を振り返っていかがですか?
「途中からの出場になりましたが、チームの為に最後まで走り切りました。」
ーデビュー戦の感想は?
「まだまだ、点も取れなかったので、これからもっと練習してチームを勝たせられるようにしたいです。」
ー次節に向けての意気込みをお願いします。
「2連勝したということで、自分も積極的にプレーして次も勝ちたいです。」